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米議会、国防長官人事承認へ前進 文民統制巡る法の適用免除を承認

1月21日、米議会の上下両院は、バイデン新政権の国防長官に指名されたオースティン退役陸軍大将(写真)について、文民統制の観点から退役後7年間は国防長官に就くことを禁止した法律の適用免除を承認した。写真は19日ワシントンでの代表撮影(2021年/ロイター)
[ワシントン 21日 ロイター] - 米議会の上下両院は21日、バイデン新政権の国防長官に指名されたオースティン退役陸軍大将について、文民統制の観点から退役後7年間は国防長官に就くことを禁止した法律の適用免除を承認した。
オースティン氏は2016年に退役した。上院は22日午前に指名承認採決を実施する予定で、承認されれば黒人初の国防長官となる。
下院は326対78の賛成多数で適用免除を承認。可決に必要な過半数を大幅に上回る支持が集まった。下院の可決後、上院もほとんど間を置かず採決を行う異例の措置を取り、69対27の賛成多数で可決した。上院では60票の賛成が必要だった。