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タイ、10月の外国人旅行者は1201人 受け入れ再開

2020年11月26日(木)19時00分

 タイ政府観光庁によると、10月は1201人の外国人旅行者がタイを訪れた。写真は7月、バンコクの空港で撮影(2020年 ロイター/Athit Perawongmetha)

[バンコク 26日 ロイター] - タイ政府観光庁によると、10月は1201人の外国人旅行者がタイを訪れた。海外からの旅行者は4月の受け入れ禁止以来。政府は新型コロナウイルス流行で打撃を受けた経済の立て直しに向け、徐々に一部の旅行者を対象に受け入れを進めている。

タイの第3・四半期は前年比6.4%のマイナス成長。第2・四半期のマイナス12.1%からは改善したが、旅行者なしで回復は限定的だった。

昨年10月の外国人旅行者は307万人だった。

観光庁のデータによると、1201人のうち471人が中国から、231人が隣国カンボジア、178人が中東諸国、116人が欧州からだった。いずれも2週間の隔離を必要とする90日間の特別ビザで入国した。

1─10月の外国人旅行者は79.5%減の669万人。4─9月はゼロだった。

観光庁は、今年の外国人旅行者は670万人と予想。昨年は過去最高の3990万人だった。消費額は1兆9100億バーツ(630億ドル)で、国内総生産(GDP)の約11.3%を占めた。

来年の外国人旅行者は500万人と予想している。

ロイター
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