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ロシア政府、東京五輪などへのサイバー攻撃説否定

2020年10月20日(火)22時42分

 10月20日、ロシアは、軍の情報機関が東京五輪などへのサイバー攻撃に関与していたとする米英の主張を否定した。写真は米国が訴追したロシア軍情報機関(GRU)の工作員6人の写真。米首都ワシントンの司法省で19日、代表撮影(2020年 ロイター)

[モスクワ 20日 ロイター] - ロシア大統領府は20日、軍の情報機関が東京五輪などへのサイバー攻撃に関与していたとする米英の主張を否定した。

米英は19日、ロシア軍情報機関(GRU)が、来年夏に予定されている東京五輪・パラリンピックの妨害工作など一連のサイバー攻撃に関与していたと非難した。

ロシアのペスコフ大統領報道官は「ロシアは、五輪に対するいかなるサイバー攻撃も行っていない」と述べた。

これに先立ち、国営ロシア通信(RIA)は、ワシントンのロシア大使館の当局者がロシア政府が米英の主張を否定したと報道。「そのような情報の公開は現実と関係なく、米国社会における反ロシア感情をあおり、魔女狩りやスパイマニアを引き起こすのが狙いであることは明らか」と述べたとしている。

*内容を追加しました。

ロイター
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