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アリゾナ州の一部学区、17日から対面式授業再開 州の基準無視

2020年08月13日(木)13時46分

 8月12日、米アリゾナ州の一部地域の学校は、生徒や教職員が安全に授業を再開するための州当局の基準を無視して8月17日から対面式の授業を再開する計画。写真は早期の対面式授業の再開を訴えるトランプ米大統領。ワシントンで7月撮影(2020年 ロイター/Jonathan Ernst)

[12日 ロイター] - 米アリゾナ州の一部地域の学校は、生徒や教職員が安全に授業を再開するための州当局の基準を無視して8月17日から対面式の授業を再開する計画。

トランプ大統領が早期の対面式授業の再開を訴える中、フェニックス広域圏の2地区は今週、17日からの対面式授業の再開を決定した。

これに対して、多くの生徒やその親から反対の声が上がり、州教育長も児童や教員を感染のリスクにさらすべきでないと指摘。対面式授業再開のめやすとなる州基準に従うべきとの認識を示した。

アリゾナ州のダグ・デューシー知事は先週、対面式授業再開の目安として、住民10万人当たりの感染者が100人を下回るなどの基準を設定した。ただ、最終的な判断は各学区に委ねるとしている。

フェニックスのある教員は、少なくとも4学区が17日から対面式授業を再開すると指摘し、デューシー知事に対面式授業再開に必要な強制力のある指針を設定するよう求めた。

ロイター
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