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オバマ前米大統領、抗議活動での暴力を批判
2020年06月02日(火)10時16分
オバマ前米大統領は1日、全米で激化している黒人男性暴行死を巡る抗議デモに関連して、暴力を批判するとともに変革を求めて平和的に抗議活動を行っている人々をたたえた。写真は2019年12月、オバマ財団のイベントで講演する前大統領。マレーシアのクアラルンプールで撮影(2020年 ロイター/Lim Huey Teng)
[ワシントン 1日 ロイター] - オバマ前米大統領は1日、全米で激化している黒人男性暴行死を巡る抗議デモに関連して、暴力を批判するとともに変革を求めて平和的に抗議活動を行っている人々をたたえた。
オバマ氏はウェブサイト「ミディアム」に投稿。抗議活動の大半は平和的だが、「ごく少数」の人が、人々を危険にさらし、コミュニティーに害を及ぼしていると指摘。暴力は「すでにサービスと投資の不足に見舞われている地域の破壊を助長している」と述べた。
米中西部ミネソタ州ミネアポリス近郊で黒人男性のジョージ・フロイドさんが白人警官から首を圧迫され死亡した事件への抗議活動は全米数十の都市に拡大、6日連続で抗議デモが行われている。
オバマ氏は3日前に初めて事件についてコメントし、正義を訴えたが、抗議活動の暴力的な側面には触れていなかった。
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