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賭けマージャン巡る黒川氏と自衛官処分の違い、各省庁が適切に判断=菅官房長官

2020年05月27日(水)12時07分

 5月27日、菅義偉官房長官(写真)は午前の定例会見で、賭けマージャン発覚で辞任した黒川弘務・前東京高検検事長と、過去に同様の事例で処分された自衛官との間で、処分内容がかい離しているとの指摘に対して、「各省庁で適切に判断されている」と説明した。写真は都内で昨年9月撮影(2020年 ロイター/Issei Kato)

[東京 27日 ロイター] - 菅義偉官房長官は27日午前の定例会見で、賭けマージャン発覚で辞任した黒川弘務・前東京高検検事長と、過去に同様の事例で処分された自衛官との間で、処分内容がかい離しているとの指摘に対して、「各省庁で適切に判断されている」と説明した。

黒川氏に対して法務省は「訓告」処分とした一方、過去に賭けマージャンを行った自衛隊員は「停職」処分となっていた点について野党側が追及している。菅官房長官は「法務省での黒川氏処分決定は、必要な資料を収集して、適切に判断した。法務省と防衛省での処分内容のかい離については、所属の各省庁で個別、適切に判断している」と述べた。

(竹本能文※)

ロイター
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