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米上院、FRB理事指名のボウマン氏を承認

2018年11月16日(金)11時00分

11月15日、米議会上院は、トランプ大統領が連邦準備理事会(FRB)理事に指名したミシェル・ボウマン氏の就任を承認した。写真はFRB本部ビル。ワシントンで昨年7月に撮影(2018年 ロイター/Joshua Roberts)

[ワシントン 15日 ロイター] - 米議会上院は15日、トランプ大統領が連邦準備理事会(FRB)理事に指名したミシェル・ボウマン氏の就任を承認した。

採決結果は賛成64、反対34。

ボウマン氏は2017年からカンザス州銀行監督当局を統括した。同氏が理事に加わることでFRBの政策議論にどのような影響が生じるかは不明だ。同氏はFRBの目標である物価安定と最大雇用の達成に注力すると表明しているが、金融政策に関する見解はほとんど知られていない。

ボウマン氏の就任により、定員7人の理事のうち4人がトランプ大統領の指名となる。

年内のFRB理事就任はボウマン氏が最後となる可能性がある。上院銀行委員会は2月、トランプ大統領が理事に指名したマービン・グッドフレンド氏を承認したが、結果が僅差だったことから本会議での承認が不透明となっている。

もう1人の理事候補であるネリー・リャン氏は9月に指名されたばかり。上院が年内に承認しなければ、大統領は同氏を再指名する必要がある。

*写真を差し替えました。

ロイター
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