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歳出追加9356億円、国債増発は6950億円=18年度1次補正で政府筋
2018年10月15日(月)14時20分
10月15日、政府が閣議決定する2018年度第1次補正予算案の全容がわかった。自然災害からの復旧・復興に加え、公立学校の猛暑対策を柱に歳出を9356億円追加する。写真は国会議事堂。東京で2016年7月に撮影(2018年 ロイター/Toru Hanai)
[東京 15日 ロイター] - 政府が15日閣議決定する2018年度第1次補正予算案の全容がわかった。自然災害からの復旧・復興に加え、公立学校の猛暑対策を柱に歳出を9356億円追加する。安倍首相が掲げた国土強じん化策は2次補正予算案に盛り込み、財政出動で災害からの復旧や景気対策に万全を期す。
追加歳出のうち、西日本豪雨や北海道の地震など災害からの復旧・復興費は7275億円となる。冷房設置や倒壊の危険性のあるブロック塀対応など公立学校の安全対策には1081億円を計上。予備費も1000億円追加する。政府筋が明らかにした。
財源には17年度の剰余金2364億円を充てる。不足する分は建設国債の追加6950億円で補う。このほか、税外収入として42億円を計上する。
*内容を追加しました。
(山口貴也)
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