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ノルウェー中銀、政策金利を0.50%に据え置き 予想通り

2018年08月16日(木)19時34分

[オスロ 16日 ロイター] - ノルウェー中央銀行は16日、予想通り政策金利を過去最低の0.50%に据え置いた。9月の利上げ見通しも維持した。

据え置きは全会一致で決定された。

中銀は声明で「ノルウェー経済の好転は、6月に示した見解にほぼ沿って続いているもようだ。基調的なインフレ率はインフレ目標を下回っているが、けん引役である要因は、今後一段と上昇することを示唆している」と指摘した。

9月に利上げが実施されれば、7年ぶりとなる。

ノルウェーではインフレ率が目標を大幅に下回っているものの、原油価格上昇や住宅市場の回復、成長の加速が利上げの必要性を高めている。

DNBマーケッツのエコノミスト、Jeanette Stroem Fjaere氏は「極めて予想外のことでも起きない限り、金利は9月に引き上げられるだろう」との見通しを示した。

ノルウェークローネは中銀の決定発表後に対ユーロでやや弱含み、0850GMT(日本時間午後5時50分)時点では1ユーロ=9.6010クローネで取引されている。

ノルデア・マーケッツは、クローネ安が追加利上げのきっかけになる可能性があると指摘。12月利上げは現実離れした予想であるものの、リスクはそちらの方向に傾いているとの見方を示した。

*内容を追加しました。

ロイター
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