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ミャンマーでのロイター記者拘束、弁護団にアマル・クルーニー氏
3月29日、ミャンマーで政府の機密文書を所持していたとしてロイターの記者2人が拘束された問題で、記者の弁護団に著名な人権派弁護士アマル・クルーニー氏(写真左)が加わった。写真はニューヨークの国連本部で昨年3月撮影。写真左はグテレス国連事務総長
[ヤンゴン 29日 ロイター] - ミャンマーで政府の機密文書を所持していたとしてロイターの記者2人が拘束された問題で、記者の弁護団に著名な人権派弁護士アマル・クルーニー氏が加わった。同氏の事務所が29日、明らかにした。
ヤンゴンの裁判所は1月以降、Wa Lone記者(31)とKyaw Soe Oo記者(28)の2人を「公務秘密法」違反の罪で審理するかどうかを決める予備審問を開いている。同法違反罪の最高刑は懲役14年。
クルーニー氏は事務所が発表した文書の中で「Wa Lone、Kyaw Soe Ooの両記者はニュースをただ報じたために起訴されている。事件ファイルを読んだところ、両記者が無実で即時釈放されるべきであることは疑いようもなく明白だ」と指摘。「この事件の結末は法の支配と言論の自由に対するミャンマーのコミットメントに関してわれわれに多くのことを伝えてくれるだろう」とした。同氏は米俳優ジョージ・クルーニー氏の妻としても知られる。
ミャンマー政府のゾー・テイ報道官はコメントを避けた。