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EUが中央政府の直接統治認めれば、信頼失う=カタルーニャ当局者

2017年10月23日(月)17時28分

 10月23日、スペイン北東部カタルーニャ自治州の外交担当広報官は、欧州連合(EU)がスペイン政府による同州の直接統治を認めた場合、EUは信頼を失うとの見解を示した。写真はカタルーニャ自治州のルメーバ外交問題担当相。ブリュッセルで18日撮影(2017年 ロイター/FRANCOIS LENOIR)

[ロンドン 23日 ロイター] - スペイン北東部カタルーニャ自治州の外交担当広報官は23日、欧州連合(EU)がスペイン政府による同州の直接統治を認めた場合、EUは信頼を失うとの見解を示した。さらに、自治州の機関を変更する権利を持つのは州の住民だけだと主張した。

ラウール・ロメバ広報官は英BBCラジオで、スペイン政府による直接統治の再開をどうやって阻止するかとの質問に対し「そうなった場合、EUはその状況をどうやって甘受できるだろうか」と言明。「(直接統治を)認めるなら、EUをどうして信頼できるだろうか。私が話しているのは、カタルーニャの住民や機関がそうはさせないということだからだ」と述べた。

ロイター
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