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北朝鮮への対応、安保理は選択肢尽きた=ヘイリー米国連大使

2017年09月18日(月)14時30分

 9月17日、ヘイリー米国連大使(写真)は、国連安全保障理事会は北朝鮮抑止に向けた選択肢が尽きたと表明し、米国は北朝鮮問題を米国防総省に委ねざるを得なくなるかもしれないとの見方を示した。11日撮影(2017年 ロイター/Stephanie Keith)

[ワシントン 17日 ロイター] - ヘイリー米国連大使は17日、国連安全保障理事会は北朝鮮抑止に向けた選択肢が尽きたと表明し、米国は北朝鮮問題を米国防総省に委ねざるを得なくなるかもしれないとの見方を示した。CNNの番組で述べた。

ヘイリー氏は「安保理でできることはやり尽くした」とした上で、北朝鮮問題をマティス米国防長官に託すことに異存はない、と語った。

トランプ米大統領が先月、北朝鮮が米国をこれ以上脅かせば「世界がこれまで目にしたことのないような炎と怒りに直面する」と述べたことについては、ヘイリー氏は「口先だけの警告ではない」と強調した。

ヘイリー氏は「北朝鮮が無謀な行動を続け、米国が自国や同盟国の防衛に迫られた場合、北朝鮮は破滅するだろう。われわれは皆、それを知っており、誰もそれを望んでいない。誰も戦争は望まない」と表明。

「われわれは、われわれが持つ他のあらゆる可能性を模索しているが、軍事的なオプションが数多くあるのも事実だ」などとけん制した。

ロイター
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