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ブラジル通貨急落、対ドルで10年ぶり安値

2015年03月05日(木)02時59分

3月4日、中南米通貨市場で、ブラジルレアルが対ドルで急落し、およそ10年ぶりに心理的な節目となる3レアルに沈んだ。写真は2010年12月、ブラジリアで(2015年 ロイター/Ricardo Moraes)

[リオデジャネイロ 4日 ロイター] - 4日の中南米通貨市場で、ブラジルレアルが対ドルで急落し、およそ10年ぶりに心理的な節目となる3レアルに沈んだ。

レアルは2%超値下がりし、2004年8月以来となる1ドル=3レアルまで売られた。その後は2.995レアル付近まで戻した。

上院が前日、ルセフ大統領が議会に提出した緊縮財政策の大統領令を拒否したことが嫌気されている。

投資家の間では、ブラジルが今年の財政再建目標を達成できなければ格下げに直面し、投資適格級の格付けを失うと懸念されている。

ロイター
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