当面金利据え置きが適切、中東情勢とAIで不透明感=リッチモンド連銀総裁
米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁。2025年4月、ワシントンで撮影。REUTERS/Kevin Mohatt/File Photo
Howard Schneider
[ワシントン 27日 ロイター] - 米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は27日、米・イラン戦争と人工知能技術の急速な普及により、米連邦準備理事会(FRB)の見通しは再び不透明になり、当面は金利を据え置くのが適切だと述べた。
大学の経済フォーラム向けの準備原稿で、同総裁は、関税、移民、その他の政策変更を巡る不確実性は解消され始めているとしながらも、「霧が晴れたとは言えない。むしろ、霧は深まり広がっている」と述べた。「今後についてより明確な見通しが得られるまで待つのが賢明だと感じた。私個人としては、この霧が少しでも晴れることを期待している」とも語った。
消費を巡っては、米国経済の需要は堅調に推移しているものの、原油価格ショックによって消費者が支出対象を変える可能性があり、消費者心理を不安定化させる恐れがあると指摘した。ガソリン価格の高騰は「非常に目に見えやすく、毎日価格上昇を知らせる看板の前を通るというのは、根本的に不安をかき立てるものだ」とした上で、最近のデータでは2%のインフレ目標達成に向けた進展が停滞していることが示されていると指摘し、「これは原油価格の高騰以前のことだ」とした。
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