ニュース速報
ビジネス

ブロードコムAI半導体、27年に売上高1000億ドル超に 特注品需要好調

2026年03月05日(木)10時17分

ブロードコムのロゴ。2025年8月撮影。REUTERS/Dado Ruvic

Jaspreet Singh

[4日 ロ‌イター] - 米半導‌体大手ブロードコムは4日、​人工知能(AI)向け半導体の売上高が来⁠年に1000億ドルを超え​るとの見通しを示し、特注AIチップの需要が急増していることを示唆した。

年内に最大100億ドルの新たな自社株買⁠いを行う計画も発表し、株価は時間外取引で4%超上昇した。

ホッ⁠ク・​タン最高経営責任者(CEO)は決算発表後の電話会見で「2027年の(業績の)可視性が劇的に改善した。同年にはAI向けチップの売上高が1000億ドルを超える見通しだ」と述⁠べた。

同社が示した第2・四半‌期(2─4月)の売上高見通しは約220億ドルで、LSEGがま⁠とめ⁠たアナリスト予想(205億6000万ドル)を上回った。AI半導体の売上高は107億ドルと見込んだ。

ブロードコムは独自の半導体「TPU」を手がける‌グーグルやチャットGPT開発元オ​ープ‌ンAIなどの顧客⁠を特注半​導体開発で支援している。

タン氏によれば、ブロードコムは26年にAI新興企業アンソロピックに1ギガワット(GW)相当のTPUを供給する‌見込みで、27年には需要が3GWに増加する見通し。また、オープンAI初のAI半導​体を27年に出荷し、1GW超相当⁠を供給することを目指している。

第1・四半期の売上高は29%増の193億1000万ドルと、アナリス​ト予想の191億8000万ドルを上回った。調整後1株利益は2.05ドル。予想は2.03ドルだった。

AI関連売上高は84億ドルと前期比2倍超に拡大した。

ロイター
Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ベネズエラ、近く鉱業改革実行へ 暫定大統領が米内務

ワールド

ドイツ情報機関、ロシアが戦争の真の経済的コスト隠蔽

ワールド

中国、中東紛争仲介へ特使派遣 外相がサウジ・UAE

ワールド

中国、不動産市場安定化へ 住宅供給改善策講じる方針
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプのイラン攻撃
特集:トランプのイラン攻撃
2026年3月10日号(3/ 3発売)

核開発の断念を迫るトランプ政権が攻撃を開始。イランとアメリカの本格戦争は始まるのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで続くのか
  • 2
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られる」衝撃映像にネット騒然
  • 3
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 4
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 5
    「外国人が増え、犯罪は減った」という現実もあるの…
  • 6
    「イランはどこ?」2000人のアメリカ人が指差した場…
  • 7
    「死体を運んでる...」Google Earthで表示される「不…
  • 8
    少子化に悩む韓国で出生率回復...昨年過去最大の伸び…
  • 9
    戦術は進化しても戦局が動かない地獄──ロシア・ウク…
  • 10
    核合意寸前、米国がイラン攻撃に踏み切った理由
  • 1
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 2
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 3
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 4
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 5
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 6
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの…
  • 7
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医…
  • 8
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで…
  • 9
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 10
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られ…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 7
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中