アップル、マックミニ生産の一部をアジアからヒューストンに移管へ=WSJ
2016年7月28日、ニューヨークのブルックリンで撮影。REUTERS/Andrew Kelly/File Photo
[23日 ロイター] - 米アップルがデスクトップ型パソコン「Mac Mini」の一部生産をアジアから米国に移管する。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が23日報じた。
テキサス州ヒューストン北部にあるフォックスコンの施設で、年内にも新たな製造体制を開始する。
今回の計画は、同社が昨年8月に発表した今後4年間で米国に6000億ドルを投資するとの方針に続く、最新の米国内投資となる。
トランプ米大統領は昨年5月、海外で製造された製品に対し25%の関税を課すとアップルをけん制した。
Mac Miniの生産は引き続きアジアでも継続する。サビ・カーン最高執行責任者(COO)はWSJに対し、米国の組み立てラインが本格稼働するまでの間、既存の拠点で地域需要に対応するとしている。
アジア拠点の生産規模を縮小するかどうかは現時点で明らかになっていない。
カーン氏はまた、Mac MiniについてはMac Proよりも人気が高く、長期需要の見通しに自信を深めていると説明した。
報道によると、ヒューストンの施設では先端製造向けの新たな研修センターも併設するなど、拡張を進める。
もっとも、投資計画の実行を巡っては実績が分かれている。2019年には、クック最高経営責任者(CEO)がトランプ大統領とともにテキサス州の工場を視察し、新たな製造拠点として紹介されたが、同施設は13年からアップル製コンピューターを生産しており、その後生産はタイに移管された。
アップルは現在もiPhoneやiPadを含む大半の製品をアジアで生産しており、主に中国が中心。ただ近年はベトナムやタイ、インドにも一部生産を移している。





