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食品大手ダノン、25年売上高が予想上回る 26年に自信

2026年02月20日(金)17時49分

写真はダノンのロゴ。パリ近郊の本社で2025年4月撮影。REUTERS/Stephanie Lecocq

Dominique ‌Vidalon

[パリ 20日 ロイター] - ‌仏食品大手ダノンは20日、2025年通​期決算を発表した。中国でのベビーフード需要がけん引し、売⁠上高とキャッシュフ​ローがアナリスト予想を上回った。

コスト削減により利益率も改善しており、世界情勢は依然として「不安定」ながらも、アントワーヌ・ド・サンタフリーク最高経⁠営責任者(CEO)は「中期目標に沿って、自信を持って新しい年を迎える」と述べた。

毒素混⁠入の​恐れを受けた乳児用粉ミルク回収による財務への影響については、現時点で「軽微」との見解を示した。競合のネスレと同様、投資家からは影響の開示を求める圧力が強まっているが、ダノンは「回収完了後に最終的な影響評価を確⁠定させる」とした。

25年の売上高は272億‌8000万ユーロ(約320億7000万ドル)で、比較可能ベースで⁠前年⁠比4.5%増となった。同社がまとめた市場予想の4.4%増を上回った。

中国での医療栄養食品やベビーフードの持続的な需要が、競争の激しい米国市場でのコーヒー用クリームの不振‌を補った。

経常営業利益率は13.4%と、前年の13%​から‌上昇し、市場予想⁠と一致した。フリーキ​ャッシュフローは28億ユーロと予想(25億ユーロ)を上回り、同社は配当を4.7%増の1株2.25ユーロに引き上げる方針だ。

26年の見通しについては、中期目標である「比較可能ベースで3─5%増収」‌と「経常営業利益の伸びが売上高を上回る」との目標に沿ったものになるとした。

ダノン​の粉ミルク回収は現時点で欧⁠州に限定されているとみられ、主要市場の中国は含まれていないが、アナリストはブランドイメージの低下を懸念​している。

ジェフリーズのアナリストによると、ダノンは利益全体の約17%を中国の粉ミルク事業から得ており、中国市場のリスクにさらされやすい構造となっている。

ロイター
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