高島屋、老舗の中小企業支援で協業 数百億円ファンド組成目指す
2月4日 高島屋は4日、ファンド運用業のマーキュリアホールディングス傘下の企業と協業し、伝統・技術を持つ老舗の中小企業などを事業と金融の両面から支援する「百年のれんプロジェクト」を立ち上げたと発表した。写真は2017年7月、都内で撮影(2026年 ロイター/Issei Kato)
Kentaro Okasaka
[東京 4日 ロイター] - 高島屋は4日、ファンド運用業のマーキュリアホールディングス傘下の企業と協業し、伝統・技術を持つ老舗の中小企業などを事業と金融の両面から支援する「百年のれんプロジェクト」を立ち上げたと発表した。
バイアウトファンドと違い、マイノリティー出資にとどめ、経営権は現経営者が担うのが原則。事業譲渡や上場などの出口戦略にこだわらない長期的な伴走型の「百貨店×PE(プライベートエクイティ)」の新しい協業モデルを創出するとしている。2年後をめどに数十億円、中長期的には数百億円のファンド組成を目指す。
協業するのはマーキュリアインベストメントとマーキュリアアドバイザリー。後継者不足や市場変化への対応などの課題解決を支援する。
高島屋としては、和菓子や酒、お茶や和食器などの老舗の事業継続を支援することで、百貨店事業強化にもつながる商品のサプライチェーン(供給網)を強化するメリットがある。ヘルスケア関連のファンド事業も検討中で、安定的なストック収益確保につなげる狙いもある。
マーキュリアインベストメントは2005年、日本政策投資銀行が中心となり設立された。同銀が約21%、伊藤忠商事が約12%を保有する大株主。
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