物価対策は焦眉の急、次の利上げ「タイミング逃さず」との声=1月日銀会合
写真は2024年3月、都内の日銀本店で撮影。REUTERS/Kim Kyung-Hoon
Takahiko Wada
[東京 2日 ロイター] - 日銀が1月22─23日に開いた金融政策決定会合では、物価対策は「焦眉の急」だとして、利上げの影響の検証にあまり長い時間をかけ過ぎず「次の利上げのステップにタイミングを逃さず進むことが必要」との意見が出ていたことが明らかになった。円安影響への言及も多く、現在の金融環境について、足元の円安進行を踏まえると経済実態からみて「まだ相当に緩和的だ」との意見もあった。
日銀が2日、決定会合で出された主な意見を公表した。日銀は同会合で政策金利の据え置きを賛成多数で決めた。
決定会合では、ビハインド・ザ・カーブのリスクが顕著になっているとまでは言えないが、「注意深く適時の政策運営を図っていかなければならない度合いは高まっている」との声も出た。「数カ月に一度のペースで利上げを進めることが適切だ」との意見も引き続き出ていた。
決定会合にかけ、財政悪化懸念で超長期債などの金利が急上昇し、円安が進んだ。委員からは、円安や長期金利の上昇はインフレ期待などファンダメンタルズが反映されている面も大きく、金融政策面の対処法としては「適時適切な利上げに尽きる」との意見が出された。半面で、「ここ2週間程度の動きは一方的なスティープ化であり、注意が必要だ」との意見もあった。
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