午後3時のドルは一時154円台へ反発、次期FRB議長人事の思惑と実需買いが支え
1月30日、午後3時のドルは、前日ニューヨーク市場の終盤からドル高/円安の153円後半へ上昇して取引されている。写真は米ドル紙幣。2022年7月撮影(2026年 ロイター/Dado Ruvic)
Shinji Kitamura
[東京 30日 ロイター] -
午後3時のドルは、前日ニューヨーク市場の終盤からドル高/円安の153円後半へ上昇して取引されている。トランプ米大統領が30日発表する次期連邦準備理事会(FRB)議長に、元FRB理事のケビン・ウォーシュ氏を指名するとの見方が強まり、ドルが買い戻された。月末で実需の買いも支えとなり、ドルは午後に一時154円台へ乗せる場面もあった。
ドルは朝方の安値152円後半からじり高となった。月末で実需の売買が集中する5・10日とあって買いが先行していた中、トランプ氏が「明日(30日)の朝、FRB議長の人事を発表する」と発言したのに続き、一部でウォーシュ氏が有力と伝わったことで、ドル買いが勢いづいたという。
市場では「候補として名前が挙がっていた人はみな、トランプ氏の意向に沿うようなハト派だが、同氏はもともと量的緩和の縮小を主張するなどタカ派だった経緯がある。加えて、今週はドル安が進行したので、週末前に買い戻しが入りやすかったことも影響している」(りそなホールディング スのシニアストラテジスト、井口慶一氏)との声が出ていた。
関係者によると、ウォーシュ氏は29日、トランプ氏との会合のためホワイトハウスを訪れている。同氏は現在、賭けサイトで最有力候補に浮上している。
対ドル以外の円相場はまちまち。ユーロが183円半ばへ上昇した一方、豪ドルが107円半ばへ下落した。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 153.92/153.93 1.1924/1.1926 183.54/183.55
午前9時現在 153.12/153.16 1.1966/1.1969 183.28/183.33
NY午後5時 153.08/153.12 1.1969/1.1972 183.24/183.30





