ニュース速報
ビジネス

米国株式市場=大幅続落、ダウ870ドル安 グリーンランド関税巡る懸念で

2026年01月21日(水)06時37分

写真は米ニューヨーク証券取引所(NYSE)で撮影。REUTERS/Brendan McDermid

[20日 ロイター] - 米国株式市場は主要3指数が軒並み大幅続落して取引を終えた。トランプ米大統領がデンマーク自治領グリーンランドを巡り欧州に新たな関税を警告したことを受け、市場のボラティリティーが再燃するとの懸念が広がった。

世界各国でリスクオフの動きから株価が下落したほか、米国債への売り圧力が強まった。

投資家の不安心理を示す「恐怖指数」として知られるシカゴ・オプション取引所(CBOE)のVIX指数は2カ月ぶりの水準に上昇した。

トランプ氏は17日、米国がグリーンランドを購入できるようになるまで欧州8カ国からの輸入品に10%の追加関税を課すと表明した。

S&P総合500種はトランプ氏が世界各国に対する相互関税を発表した昨年4月、弱気相場入りに近い水準まで下落した。

市場では、グリーンランドを巡る今回の売りが条件反射的なものか、あるいは市場により長期的な影響を与える重大なものなのかを問う声が聞かれる。

ハリス・ファイナンシャル・グループのマネジングパートナー、ジェイミー・コックス氏は投資家に逃避の兆候は見られないと指摘。「グリーンランドを巡る動きや関税の脅威再燃が株式市場の調整を引き起こすとはまだ言えない」と述べた。その上で、株価が今週3─5%下落すれば意外だとの見方を示した。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 48488.59 -870.74 -1.76 49005.01 49005.01 48428.13

前営業日終値 49359.33

ナスダック総合 22954.32 -561.07 -2.39 23142.69 23236.05 22916.83

前営業日終値 23515.39

S&P総合500種 6796.86 -143.15 -2.06 6865.24 6871.17 6789.05

前営業日終値 6940.01

ダウ輸送株20種 17858.76 -386.66 -2.12

ダウ公共株15種 1084.31 -14.79 -1.35

フィラデルフィア半導 7794.19 -133.22 -1.68

VIX指数 20.09 +1.25 +6.63

S&P一般消費財 1920.64 -55.77 -2.82

S&P素材 611.05 -4.80 -0.78

S&P工業 1384.66 -28.08 -1.99

S&P主要消費財 915.41 +1.13 +0.12

S&P金融 884.29 -20.20 -2.23

S&P不動産 261.31 -5.20 -1.95

S&Pエネルギー 732.70 -1.25 -0.17

S&Pヘルスケア 1811.40 -3.72 -0.21

S&P通信サービス 444.94 -9.34 -2.06

S&P情報技術 5485.38 -166.02 -2.94

S&P公益事業 436.42 -4.54 -1.03

NYSE出来高 9.86億株

シカゴ日経先物3月限 ドル建て 52230 - 570 大阪比

シカゴ日経先物3月限 円建て 52135 - 665 大阪比

ロイター
Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

米各地で数千人がデモ行進、トランプ氏の移民政策に抗

ビジネス

インタビュー:オルタナ資産拡大を加速、4年で1.6

ビジネス

トランプ関税、商品価格押し上げ始める アマゾンCE

ビジネス

ネトフリ第4四半期売上高が予想上回る、ワーナー買収
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:「外国人問題」徹底研究
特集:「外国人問題」徹底研究
2026年1月27日号(1/20発売)

日本の「外国人問題」は事実か錯誤か? 7つの争点を国際比較で大激論

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」の写真がSNSで話題に、見分け方「ABCDEルール」とは?
  • 2
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の船が明かす、古代の人々の「超技術」
  • 3
    中国のインフラ建設にインドが反発、ヒマラヤ奥地で国境問題が再燃
  • 4
    「耳の中に何かいる...」海で男性の耳に「まさかの生…
  • 5
    「死ぬところだった...」旅行先で現地の子供に「超危…
  • 6
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 7
    トランプが「NATOのアメリカ離れ」を加速させている…
  • 8
    世界初で日本独自、南鳥島沖で始まるレアアース泥試…
  • 9
    【総選挙予測:自民は圧勝せず】立憲・公明連合は投…
  • 10
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世…
  • 1
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率が低い」のはどこ?
  • 2
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世界一危険」な理由
  • 3
    世界初で日本独自、南鳥島沖で始まるレアアース泥試掘の重要性 日本発の希少資源採取技術は他にも
  • 4
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 5
    正気を失った?──トランプ、エプスタイン疑惑につい…
  • 6
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の…
  • 7
    「高額すぎる...」ポケモンとレゴのコラボ商品に広が…
  • 8
    世界最大の埋蔵量でも「儲からない」? 米石油大手が…
  • 9
    中国のインフラ建設にインドが反発、ヒマラヤ奥地で…
  • 10
    【銘柄】「住友金属鉱山」の株価が急上昇...銅の高騰…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 6
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 7
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 8
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 9
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 10
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中