午前の日経平均は続伸、864円高 衆院解散への思惑買いが継続
奈良県斑鳩町の法隆寺に到着した高市首相。1月14日撮影。REUTERS/Issei Kato
[東京 14日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は続伸し、前営業日比864円76銭高の5万4413円92銭だった。取引時間中の史上最高値を更新した。衆院解散への思惑を背景にした買いが継続し、指数寄与度の高い主力株や景気敏感株の一角が底堅く推移した。TOPIXも史上最高値を更新した。
日経平均は前場を通して底堅く推移した。寄り付きで278円高と史上最高値を更新した後、ほどなくして史上初となる5万4000円の大台に乗せた。その後も上昇の勢いは衰えず、前場終盤で897円高の5万4447円10銭まで上昇した。
主力株では、指数寄与度の高いアドバンテストが5%超高となったほか、ファーストリテイリング、東京エレクトロンが2─3%超高となり、3銘柄で日経平均を680円程度押し上げた。そのほか資生堂、安川電機、レーザーテックも6%超上昇した。
半面、ソフトバンクグループは4%超安。第一三共、TDKも2─3%超安とさえなかった。
東京市場は前日に続き、高市政権が掲げる積極財政や経済政策の推進への期待で幅広く買われた。りそなアセットマネジメント運用戦略部の下出衛チーフ・ストラテジストは「外為・債券市場は財政悪化懸念など負の側面を織り込む形で反応しているが、株価はおかまいなしで上がっている。3つの市場がバラバラに独自のシナリオで動いている」との見方を示した。
TOPIXは0.87%高の3630.29ポイントで午前の取引を終了した。最高値更新となった。東証プライム市場の売買代金は3兆4782億6000万円だった。東証33業種では、値上がりは鉱業、精密機器、機械、ガラス・土石製品、石油・石炭製品など27業種、値下がりは情報・通信、水産・農林など6業種だった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1168銘柄(72%)、値下がりは378銘柄(23%)、変わらずは57銘柄(3%)だった。
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