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銀行・信金計の貸出平残、11月は+4.2% 残高は過去最高の更新続く

2025年12月08日(月)09時33分

Takahiko Wada

[東京 8日 ロイター] - 日銀が8日に発表した11月の貸出・預金動向によると、銀行・信金計の貸出平残は前年比4.2%増の652兆5470億円だった。伸び率は前月を小幅に上回り、引き続き2021年4月以来の高い伸び。残高は00年1月以降の最高を再び更新した。M&A(企業の合併・買収)や不動産関連、経済活動の改善に伴う資金需要が継続している。

業態別では、都銀等が5.0%増の262兆9117億円で、伸び率は前月の4.8%を上回り、21年3月以来の高い伸びが続いている。残高は01年12月以来の高水準。地銀・第二地銀は4.1%増の310兆7360億円で、残高は1991年7月以降の最高を更新した。信金は1.5%増だった。

預金平残は、都銀・地銀・第二地銀の3業態と信金の合計で前年比0.9%増の1058兆6967億円となった。

*日銀の発表資料は以下のURLをダブルクリックしてご覧下さい。

貸出・預金動向: http://www.boj.or.jp/statistics/dl/depo/kashi/kasi2511.pdf

ロイター
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