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景気一致指数10月は0.5ポイント上昇、生産寄与し2カ月連続改善=内閣府

2025年12月05日(金)14時41分

 12月5日 内閣府が5日公表した10月の景気動向指数(速報値、2020年=100)は、指標となる一致指数は前月から0.5ポイント上昇した。写真は2023年10月、都内で撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

Yoshifumi Takemoto

[東京 5日 ロイター] - 内閣府が5日公表した景気動向指数速報(2020年=100)は、足元の景気を示す一致指数が前月比0.5ポイント上昇の115.4と2カ月連続で改善した。基調判断は「下げ止まりを示している」で据え置いた。

一致指数を構成する各指標のうち、耐久消費財出荷指数や鉱工業生産指数、小売販売額などのプラス寄与が大きかった。乗用車の輸出向け出荷増や国内乗用車の販売増のほか、リチウムイオン電池や自動車部品の出荷増などが要因。一方、有効求人倍率などは指数を押し下げた。

先行指数も前月比1.8ポイント上昇の110.0と6カ月連続で改善した。鉱工業用生産財在庫率指数や新設住宅着工床面積、日経商品指数などが押し上げた。電子部品の在庫減が寄与したほか、4月の省エネ基準厳格化で駆け込み需要の反動減が続いていた新設住宅着工の回復もプラス要因だった。

ロイター
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