米の株式併合件数、25年に過去最高を更新
11月19日 複数の既存株式を1株に統合することにより、発行済み株式数を減らす方法である株式併合の米国での件数が2025年に過去最高を更新した。写真は4月4日、ニューヨーク市で撮影(2025年 ロイター/Brendan McDermid)
Niket Nishant
[18日 ロイター] - 複数の既存株式を1株に統合することにより、発行済み株式数を減らす方法である株式併合の米国での件数が2025年に過去最高を更新した。ロイターによるデータ分析によると、株式併合を実施した企業の80%弱の時価総額は2億5000万ドル未満だった。
株式併合は通常、時価総額が上場維持基準値を満たすために用いられる。株式分割が1株当たりの株価を引き下げ、個人投資家の関心を集める傾向にあるのとは異なり、株式併合は財務が苦境に陥っている兆候だと見なされることが多い。
人工知能(AI)への期待感が主導する相場上昇でIT大手の株価が高値を更新したのとは対照的に、時価総額が小さい企業は上場維持のために株式併合を余儀なくされている苦境ぶりを浮き彫りにした。
調査会社ウォール・ストリート・ホライズンによると、25年1―10月に実施された株式併合は288件と過去最高になった。一方、株式分割は53件にとどまっている。
フラッグスター銀行プライベートバンキング・資産運用部門のブレット・ミスティファー最高投資責任者(CIO)は「利益成長の鈍化と資金調達コストの上昇が、(時価総額が)小さい企業の問題を悪化させている」と指摘した。
ツェナ・インベストメント・マネジメントのデータによると、米市場の時価総額のうち小型株は1.2%に過ぎない。これは100年ぶりの低水準にほぼ匹敵し、過去平均の3.6%を大きく下回っている。
これに対してJPモルガン・アセット・マネジメントによると、オープンAIが生成AIモデル「チャットGPT」をリリースした22年11月から25年9月までの間にS&P総合500種株価指数のリターンのうち75%はAI関連と大手IT企業がもたらした。
ネットフリックスやサービスナウ、アップル、アマゾン・ドット・コム、エヌビディア、ウォルマートは近年、株式分割を実施している。
ウォール・ストリート・ホライズンの調査責任者、クリスティン・ショート氏は「資産クラスや企業の間の競争は激しい。株式分割は企業の認知度を高め、投資対象として再び注目されるきっかけとなる」と説明した。
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