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米テスラ、アリゾナ州で配車サービス事業許可を取得

2025年11月19日(水)14時24分

 11月19日 米電気自動車(EV)大手テスラは西部アリゾナ州で配車サービス事業者としての営業許可を取得した。写真はテスラのロゴ。6日、カリフォルニア州ロサンゼルスで撮影(2025年 ロイター/Mike Blake)

[18日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラは西部アリゾナ州で配車サービス事業者としての営業許可を取得した。同州運輸局が18日、明らかにした。

今回の許可を受けたことで、テスラは米ウーバーのような配車サービスを提供し、乗客から料金を徴収できる。無人車両の運行は認められていない。テスラは9月、同州で安全監視員が同乗する形での自動運転タクシーの試験運行許可を取得している。またドライバーが同乗しない試験運行の許可も申請している。

自動運転タクシー業界は、高コスト、厳しい規制、連邦当局による調査により複数の企業が事業の断念に追い込まれたが、その後はテスラや、アルファベット傘下のウェイモやアマゾン・ドット・コム傘下のズークスが事業拡大を加速させるなど回復基調にある。

テスラは今年、南部テキサス州オースティンで助手席に安全監視員を乗せた自動運転タクシーの運行を開始。年内に米人口の約半分を対象にサービスを拡大すると約束していたイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は先月、それまでに自動運転タクシーサービスを8─10大都市圏で運行すると発表した。

テスラはまた、西部カリフォルニア州サンフランシスコのベイエリアで運転手付きのサービスを展開する一方、西部ネバダ州では公道での自動運転車の試験走行許可を取得している。

ロイター
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