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中国のウィーライド、新規上場で公募価格決定

2025年11月05日(水)13時46分

2021年5月、中国広東省広州市にあるウィーライドのオフィス付近で、自動運転バスの前を歩く人々。REUTERS/Yilei Sun

[4日 ロイター] - 中国の自動運転技術企業でロボタクシー事業を展開する文遠知行(ウィーライド) は4日、香港証券取引所で新規上場時の最終公募価格を1株当たり27.10香港ドルに決定したと発表した。6日に取引開始予定で、23億9000万香港ドル(約3億769万米ドル)の資金調達を見込む。

ウィーライドは2017年に設立され、広州に本社を置く。最終公募価格は10月27日に提出した目論見書で示した最大35香港ドルを下回る設定となった。24年10月に米ナスダック市場に上場している。

今回の新規株式の売り出しは次世代モビリティに対する投資家の関心が高まる状況で実施されることになり、米国に上場している中国企業が香港のセカンダリー上場を通じて資金調達を目指す動きの一環だ。また、米中間の貿易関係悪化に伴う米国市場からの強制上場廃止リスクに対する懸念もこのような動きを促している。

ロイター
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