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JR西、今期純利益予想を上方修正 関西万博の需要取り込み好調
2025年11月04日(火)16時12分
Kentaro Okasaka
[東京 4日 ロイター] - 西日本旅客鉄道は4日、2026年3月期通期の連結純利益予想を従来の1150億円から1185億円(前年比4%増)に上方修正すると発表した。大阪・関西万博の需要を取り込み業績が好調に推移したことを織り込んだ。
IBESがまとめたアナリスト10人の予想平均1220億円を下回った。年間配当予想も従来の86円から90円50銭(前年実績は84円50銭)に引き上げた。
同時に発表した25年4-9月期の連結純利益は同24.4%増の867億円だった。5期連続の増収増益。セグメント別では、不動産業が「まちづくりプロジェクト(大阪・広島)」の開業効果でホテル、ショッピングセンターが好調で増収増益だった。
一方、旅行・地域ソリューション業は、インバウンド(訪日外国人)需要の取り込みで増収だったものの、国内旅行事業の減少で減益となった。





