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ウーバー、EV限定配車サービスを「エレクトリック」に名称変更

2025年10月23日(木)10時22分

 10月22日、米配車大手ウーバー・テクノロジーズは電気自動車(EV)限定の配車サービス「ウーバー・グリーン」の名称を「ウーバー・エレクトリック」に変更するとともに、EVに乗り換えるドライバーに4000ドルの補助金を支給するプログラムを開始すると発表した。写真はウーバーのロゴが入った車両。6月、ダブリンで撮影(2025年 ロイター/Clodagh Kilcoyne)

[22日 ロイター] - 米配車大手ウーバー・テクノロジーズは22日、電気自動車(EV)限定の配車サービス「ウーバー・グリーン」の名称を「ウーバー・エレクトリック」に変更するとともに、EVに乗り換えるドライバーに4000ドルの補助金を支給するプログラムを開始すると発表した。同社は2040年までに車両から出る温室効果ガスをゼロとする目標を掲げており、その一環となる。

この「ゴー・エレクトリック」と呼ばれる補助金は西部カリフォルニア州、コロラド州、東部ニューヨーク州、マサチューセッツ州などで、対象ドライバーが新車または中古EVを購入する際に支給する。

バイデン前大統領の任期中に導入された新車EV購入向けの7500ドルの連邦税額控除制度は先月終了し、購入者にとってEVはより高価になった。

ウーバーによると、現在世界で20万台余りのEVが同社プラットフォームに登録され、米国、カナダ、欧州のドライバーはその他のドライバーの最大5倍の速さでEVへの乗り換えを進めている。乗客の4人に1人がウーバーを通じて初めてEVを体験したと回答したという。

同社はブランド刷新を記念して、利用者に次回のEV乗車時に使える20%の割引を提供する。

ロイター
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