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米ISM非製造業指数、9月は50に低下 新規受注が大きく減速

2025年10月04日(土)00時45分

米供給管理協会(ISM)が3日発表した9月の非製造業総合指数は50.0となった。写真は2021年8月、ニューヨークのステーキハウスで撮影(2025年 ロイター/Andrew Kelly)

Lucia Mutikani

[ワシントン 3日 ロイター] - 米供給管理協会(ISM)が3日発表した9月の非製造業総合指数は50.0となった。新規受注の大幅な減速を背景に、前月の52.0から低下した。雇用も低調で、労働市場の鈍化が改めて示唆された。50は景況拡大・悪化の分かれ目とされる。

ロイターのエコノミスト調査では51.7への低下が予想されていた。

新規受注指数は50.4と、前月の56.0から低下。

一方、雇用指数は47.2と前月の46.5からわずかに上昇したものの、4カ月連続で50を下回った。エコノミストらは、関税に起因する不確実性と人工知能(AI)の台頭が労働需要鈍化の要因だと指摘している。

投入価格指数は69.4と、前月の69.2から小幅に上昇した。

ロイター
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