EXCLUSIVE-ボストン連銀総裁、積極的利下げに慎重 インフレリスク警戒

9月30日、米ボストン地区連銀のコリンズ総裁(写真)は、自身の金融政策見通しは米連邦準備理事会(FRB)の最新予測で示された段階的な緩和の道筋と一致していると述べ、積極的な利下げはリスクを伴うとの認識を示した。写真は2023年8月、ワイオミング州ジャクソンホールで撮影(2025年 ロイター/Ann Saphir)
Michael S. Derby
[ニューヨーク 30日 ロイター] - 米ボストン地区連銀のコリンズ総裁は30日、自身の金融政策見通しは米連邦準備理事会(FRB)の最新予測で示された段階的な緩和の道筋と一致していると述べ、積極的な利下げはリスクを伴うとの認識を示した。ロイターのインタビューに応じた。
迅速な利下げに慎重な理由について、雇用市場に弱さの兆候があるものの、インフレによるリスクが続いているためだと説明。
「インフレ面のリスクとバランスを取る必要がある」とし、「労働市場側にリスクはあるか。答えはイエスだ。これまでに見られた軟化がその証拠だ」と述べつつも、金利政策を決定する際にはこれら両方の要因を考慮する必要があると強調した。
利下げを過度に急速に進めたり、中立金利に到達するまで利下げを続けると発表したりするのは「インフレリスクが高まるシナリオのように思われ、われわれの責務遂行と矛盾している」と語った。
インフレの多くの側面は当局者の期待通り緩和しているものの、トランプ政権による関税措置が主要物価を押し上げており、それがインフレ圧力にどのような影響を与えるかは依然として不透明だと指摘した。また、数年にわたる根強い高インフレを受け、国民の期待が持続的なインフレ率上昇に向かう可能性は依然として残っているとし、そうした事態を回避する必要があると述べた。
コリンズ氏はさらに、金融環境が全体として景気を支えていることを踏まえると、FRBは利下げを急ぐ必要性にはほとんど直面していないとの見方を示した。
一部の推計によると、「金融環境は経済成長の面で実際には若干の追い風となっており、一部の経済活動にもそれが表れている」とし、「経済状況を真に思慮深く分析し、データが示す結果に基づいて意思決定を行う余裕がない状況にあるとは思えない」と語った。
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