FRB議長、「第3の使命」長期金利安定化は間接的に達成可能と改めて説明

米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は、9月17日に終了した連邦公開市場委員会(FOMC)後の会見で、FRBの「第3の使命」は間接的に達成される性格だという従来の見解を改めて説明した。同日、ワシントンで撮影(2025年 ロイター/Elizabeth Frantz)
Michael S. Derby
[17日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は、17日に終了した連邦公開市場委員会(FOMC)後の会見で、FRBの「第3の使命」は間接的に達成される性格だという従来の見解を改めて説明した。
FRBは法律上、物価安定と雇用最大化に加えて「長期金利の安定化」という達成目標が記されている。ただFRB当局者はこれまで、長期金利の安定化は「独立した行動」と考える必要はないと受け止め、金融政策運営上は物価安定と雇用最大化の2つを目指す方針を表明してきた。
パウエル氏もこの問題に関する質問を受けると、第3の使命は実在すると認めつつも、これは物価安定と雇用最大化の派生的な意味合いを持つと指摘。「長期金利安定化は、低く落ち着いた物価と最大化された雇用の結果としてもたらされる」と強調した。
FRBは、短期的な借り入れコストに影響するフェデラルファンド(FF)金利を主要な金融政策手段としている。長期金利は金融政策と無関係のさまざまな要素で変動し、金融政策が及ぼす影響は相対的に限られるとみなしてきたからだ。
世界金融危機やコロナ禍において、FRBは大規模な債券買い入れを実施し、長期金利低下に寄与してきた面はある。
しかしFRBのウォラー理事は7月の講演で、短期金利の調整と比べると、債券買い入れの景気刺激効果は緩やかにとどまると発言している。
一方でトランプ大統領が繰り返し金融政策に口出しし、トランプ氏が指名したスティーブン・ミラン氏が新たなFRB理事に就任したことから、第3の使命が政治的な側面から注目されるとの見方も出ている。
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