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三井住友FG、印イエス銀株の取得を完了 持分24.2%に拡大へ

2025年09月17日(水)20時59分

三井住友フィナンシャルグループは17日、インドの民間商業銀行であるイエス銀行の株式取得を完了したと発表した。ニューデリーのイエス銀支店、昨年8月撮影(2025年 ロイター/Ainnie Arif/ File Photo)

Miho Uranaka

[東京 17日 ロイター] - 三井住友フィナンシャルグループは17日、インドの民間商業銀行であるイエス銀行の株式取得を完了したと発表した。米カーライル・グループ系の投資会社から追加取得も進め、持分比率は最終的に24.2%となる見通し。

傘下の三井住友銀行は5月、インド国営のインドステイト銀行などからイエス銀株20%を取得する契約を締結したと公表。今月2日には、インドの競争規制当局が、株式取得を承認したと発表していた。

同行は、当初予定していた取得に加えてカーライルグループの関連会社が保有する4.2%分の株式を同条件で取得する契約も結んだ。対価総額は約285億ルピー(約510億円、株価純資産倍率PBR1.4倍)で、条件を満たし次第、取得を完了する予定。追加取得完了後の持ち分は24.2%となる見込み。

イエス銀行は持分法適用会社となり、三井住友銀行からは非執行取締役2人が派遣されるという。SMFGはリリースで「出資を通じインドでのプレゼンスを強化する」とコメントした。

2003年に設立されたイエス銀行は、ムンバイに本社を置く上場銀行で、証券子会社を傘下に持つ。

ロイター
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