Abigail Summerville

[15日 ロイター] - 米国株式市場は主要3指数全てが上昇し、ハイテク銘柄が多いナスダック総合は終値ベースで再度過去最高値を更新した。電気自動車(EV)大手テスラのほか、グーグルを傘下に持つアルファベットに買いが入った。

テスラは、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が10億ドル相当のテスラ株を取得したことが当局に提出された文書で判明したことで買われた。マスク氏は12日に257万株を1株当たり372.37─396.54ドルで購入。マスク氏による公開市場での購入は2020年初頭以来初めてだった。

アルファベットは時価総額がこの日の取引で初めて3兆ドルを突破。人工知能(AI)を巡り楽観的な見方が新たに高まっているほか、同社に有利となる裁判所の判断が引き続き材料視されている。

市場は16─17日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)に注目。このところの経済指標で労働市場の弱さが示していることから、0.25%ポイントの利下げが決定されると予想されている。

 BMOファミリーオフィスの最高投資責任者(CIO)、キャロル・シュライフ氏は「市場では(過熱も冷え込みもない)ゴルディロックス的な展開が織り込まれている。つまり、労働市場が経済成長全体を損なわない範囲で軟調で、FRBが1回限りではなく連続で利下げを実施するというシナリオだ」と指摘。「(今週のFOMCで)FRBが今後も利下げを継続する意向を示唆しなければ、市場で失望感が広がる可能性がある」と述べた。

市場が織り込む今週のFOMCでの0.25%ポイントの利下げ確率は96%となっている。

テスラの上昇が寄与し、S&P500の一般消費財セクターは1.1%値上がりし、約9カ月ぶりの高値を付けた。アルファベットは通信サービスセクターを2.33%高に押し上げた。

半導体大手エヌビディアは0.04%下落。中国の市場監督当局が15日、予備調査の結果、エヌビディアが独占禁止法に違反していることが判明したとし、調査を継続すると発表した。

外食大手マクドナルドと日用品大手プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)の下落はダウ工業株30種の重荷となった。

AI向けクラウドサービスのコアウィーブは7.6%上昇。顧客に販売されなかったクラウド容量をエヌビディアが購入することを保証する契約を同社と締結したことを受けた。この契約の当初の価値は63億ドル。一方、ケリスデール・キャピタルはコアウィーブのショートポジションを公表した。

ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.67対1の比率で上回った。ナスダックでも1.2対1で値上がり銘柄が多かった。

米取引所の合算出来高は176億8000万株。直近20営業日の平均は162億株。

   終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 45883. +49.2 +0.11 45848 45978 4577

45 3 .39 .43 1.88

 前営業日終値 45834.  

22

ナスダック総合 22348. +207. +0.94 22243 22352 2223

75 65 .20 .25 3.00

 前営業日終値 22141.  

10

S&P総合500種 6615.2 +30.9 +0.47 6603. 6619. 6602

8 9 49 62 .07

 前営業日終値 6584.2  

9

ダウ輸送株20種 15575. -52.8 -0.34

28 0

ダウ公共株15種 1101.3 +0.17 +0.02

1

フィラデルフィア半導体 6059.8 +58.0 +0.97

3 9

VIX指数 15.69 +0.93 +6.30

S&P一般消費財 1934.9 +20.9 +1.10

6 6

S&P素材 577.35 -4.77 -0.82

S&P工業 1283.9 +5.69 +0.45

3

S&P主要消費財 878.72 -10.1 -1.15

8

S&P金融 890.76 -1.93 -0.22

S&P不動産 264.32 -0.79 -0.30

S&Pエネルギー 670.37 -2.03 -0.30

S&Pヘルスケア 1589.8 -16.2 -1.01

0 0

S&P通信サービス 434.14 +9.89 +2.33

S&P情報技術 5451.1 +44.5 +0.82

9 2

S&P公益事業 432.43 +0.65 +0.15

NYSE出来高 11.43億

シカゴ日経先物12月限 ドル建て 44740 + 260 大阪比

シカゴ日経先物12月限 円建て 44635 + 155 大阪比  

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