中国ＥＶの小鵬、第3四半期売上高は倍増へ 旺盛な需要見込む

　中国電気自動車（ＥＶ）メーカーの小鵬汽車（シャオペン）は１９日、第３・四半期の売上高が倍増するとの見通しを示した。同社ＥＶの資料写真。上海で２０１９年４月撮影(２０２５年　ロイター/Aly Song)

[１９日 ロイター] - 中国電気自動車（ＥＶ）メーカーの小鵬汽車（シャオペン）は１９日、第３・四半期の売上高が倍増するとの見通しを示した。厳しい経済状況にもかかわらず、出荷台数が急増するという。

同社の米国上場株は４％以上上昇した。

同社は政府の景気刺激策に助けられ、多様なラインアップに対する需要を喚起できているほか、自動運転ソフトウエアへのＡＩ（人工知能）の統合や、他の自動車メーカーとの技術提携拡大にも取り組んでいる。

第３・四半期の売上高を前年比９４─１０７．９％増の１９６億元（２７億３０００万ドル）から２１０億元の間と予測。アナリスト予想は２０８億１０００万元。

出荷台数は１４２．８─１５３．６％増の１１万３０００─１１万８０００台を見込む。

第２・四半期の売上高は１８２億７０００万元で、予想は１８５億２０００万元だった。