米バークシャー、ユナイテッドヘルス株取得 アップル株一部売却

　８月１４日、米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハサウェイは、医療保険大手ユナイテッドヘルス・グループへの新たな投資を明らかにした。写真はニューヨーク証券取引所に表示された同社ロゴ。２０２３年５月、ニューヨークで撮影（２０２５年　ロイター/Brendan McDermid）

Jonathan Stempel

[１４日 ロイター] - 米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハサウェイは１４日、医療保険大手ユナイテッドヘルス・グループへの新たな投資を明らかにした。

６月３０日時点の米上場株保有状況を報告する米証券取引委員会（ＳＥＣ）への提出書類によると、ユナイテッドヘルスの保有株は５０４万株（約１５億７０００万ドル相当）。

ユナイテッドヘルスの株価は引け後の時間外取引で８．５％上昇した。

バークシャーはまた、第２・四半期にアップル株２０００万株を売却し、保有数は２億８０００万株となった。バークシャーの保有株では依然として最大。大量に保有するバンク・オブ・アメリカ（ＢｏｆＡ）の株式も削減した。

一方、ＤＲホートンへの新たな出資とレナーへの大幅な出資を明らかにし、住宅建設株への投資を拡大した。

セキュリティ製品プロバイダーのアレジオン、屋外広告ラマー・アドバタイジング、鉄鋼メーカーのニューコアへの新たな投資も明らかにした。

新規投資にもかかわらず、バークシャーは第２・四半期の株式売却額が購入額を３０億ドル上回った。現金・同等物の保有額は６月末時点で３４４１億ドル。