ニュース速報
ビジネス

独インフィニオン、利益見通し上方修正 「半導体市場回復」

2025年08月06日(水)09時27分

8月5日、 ドイツの半導体大手インフィニオンは、通期の利益見通しを若干上方修正した。写真はミュンヘンの同本社で2023年11月撮影(2025年 ロイター/Michaela Rehle)

Hakan Ersen Miranda Murray

[ベルリン 5日 ロイター] - ドイツの半導体大手インフィニオンは5日、通期の利益見通しを若干上方修正した。同日発表した第3・四半期(4─6月)決算は予想を上回った。関税を巡る懸念の中、世界の半導体市場は回復し始めたとの認識を示した。

自動車セクターや人工知能(AI)向けデータセンターを含む半導体需要の増加から恩恵を受けるのに有利な立場にあると強調した。

営業利益率の指標となる「セグメント・リザルト・マージン」は、4─6月は18%に上昇し、アナリスト予想の15.8%を上回った。

エネルギー効率の高い技術やデータセンターで使用されるパワー半導体への需要の高まりにより、グリーン・インダストリアル・パワー部門とパワー&センサー・システム部門が予想を上回るペースで回復したと説明した。

通期の同マージンの見通しは、従来の10%台半ばから10%台後半に引き上げた。投資額の減少が一因という。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

午前の日経平均は続伸、米株安と円高一服が綱引き 決

ワールド

戦後80年メッセージで戦争起こさない仕組み考えたい

ワールド

赤沢氏、日本にもプラスなら投資と説明 トランプ氏「

ワールド

米厚生省、mRNAワクチン開発を段階的に終了へ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:Newsweek Exclusive 昭和100年
特集:Newsweek Exclusive 昭和100年
2025年8月12日/2025年8月19日号(8/ 5発売)

現代日本に息づく戦争と復興と繁栄の時代を、ニューズウィークはこう伝えた

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 2
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大ベビー」の姿にSNS震撼「ほぼ幼児では?」
  • 3
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を呼びかけ ライオンのエサに
  • 4
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 5
    こんなにも違った...「本物のスター・ウォーズ」をデ…
  • 6
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿…
  • 7
    イラッとすることを言われたとき、「本当に頭のいい…
  • 8
    【徹底解説】エプスタイン事件とは何なのか?...トラ…
  • 9
    永久欠番「51」ユニフォーム姿のファンたちが...「野…
  • 10
    かえって体調・メンタルが悪くなる人も...「休職の前…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 3
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大ベビー」の姿にSNS震撼「ほぼ幼児では?」
  • 4
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅…
  • 5
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を…
  • 6
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿…
  • 7
    日本人の児童買春ツアーに外務省が異例の警告
  • 8
    いま玄関に「最悪の来訪者」が...ドアベルカメラから…
  • 9
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 10
    枕元に響く「不気味な咀嚼音...」飛び起きた女性が目…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 3
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 4
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅…
  • 5
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が…
  • 6
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大…
  • 7
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を…
  • 8
    幸せホルモン「セロトニン」があなたを変える──4つの…
  • 9
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿…
  • 10
    囚人はなぜ筋肉質なのか?...「シックスパック」は夜…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中