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三井住友FG、中島CEO模したAIを開発 行員が気軽に相談
2025年08月05日(火)15時14分

8月5日、三井住友フィナンシャルグループは、人工知能(AI)導入を加速する一環として、中島達社長グループCEO(最高経営責任者)を模した「AI─CEO」を開発し、三井住友銀行での活用を始めたと発表した。写真は三井住友銀行のロゴ。2014年7月、都内で撮影(2025年 ロイター/Yuya Shino)
[東京 5日 ロイター] - 三井住友フィナンシャルグループは5日、人工知能(AI)導入を加速する一環として、中島達社長グループCEO(最高経営責任者)を模した「AI─CEO」を開発し、三井住友銀行での活用を始めたと発表した。従業員がAI─CEOに気軽に相談する体験を通じ、日常業務での活用を浸透させる。
オープンAIのモデルを活用して開発した。役職員の質問に対し、過去の発言や考え方などのデータを参照し、中島氏らしい回答を生成するという。
グループでは現在、「AI上司」の開発も進めており、2025年度内に三井住友銀行での試行開始を予定している。