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JFE、4─9月期の純利益は64.7%減 通期業績と配当予想は据え置き

2025年08月04日(月)14時41分

 8月4日、JFEホールディングスは、2026年3月期第2・四半期(25年4─9月)の連結業績予想を発表し、純利益(国際会計基準)が前年比64.7%減の150億円になるとの見通しを示した。写真は同社のロゴ。2012年10月撮影(2025年 ロイター/Yuriko Nakao)

Kentaro Okasaka

[東京 4日 ロイター] - JFEホールディングスは4日、2026年3月期第2・四半期(25年4─9月)の連結業績予想を発表し、純利益(国際会計基準)が前年比64.7%減の150億円になるとの見通しを示した。

通期の業績予想は据え置いた。純利益が前年比18.4%減の750億円になる見通し。年間配当予想も1株80円を維持した。

国内鋼材需要の見通しとして、製造業向けでは米関税措置が最大のリスクとし、特に自動車・建設や産業機材の動向と影響を注視する。建設分野は建設コスト増、人手不足の影響を背景に低迷が続くと想定している。

海外の需要は、米国の通商措置に伴う貿易摩擦激化や景気後退リスクを意識した様子見姿勢がみられ、回復が見通せないという。中国での供給過剰や輸出増で、鋼材需給の緩みが続く見込みとした。

第1・四半期(4─6月)の連結純利益は前年比74.1%減の71億円だった。

ロイター
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