ニュース速報
ビジネス

米メタ、オープンAI人材引き抜きへ1億ドル提示=アルトマン氏

2025年06月18日(水)12時36分

 17日、人工知能(AI)「チャットGPT」を手がける米オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)は、AI戦略強化を図るメタがオープンAIの人材を引き抜くため1億ドルのボーナスを提示したと明らかにした。写真は5月8日、米議会で撮影(2025年 ロイター/Jonathan Ernst)

[17日 ロイター] - 人工知能(AI)「チャットGPT」を手がける米オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)は、AI戦略強化を図るメタがオープンAIの人材を引き抜くため1億ドルのボーナスを提示したと明らかにした。

AI人材を巡る競争は過熱しており、スター研究者はプロスポーツ選手のように勧誘されている。

アルトマン氏は17日に配信された自身の兄弟がホストを務めるポッドキャスト番組で「彼ら(メタ)はわれわれのチームの多くに巨額オファーを提示し始めた。1億ドルの契約ボーナスとか、それ以上の年間報酬とかだ」とした上で、「少なくとも今のところ、われわれの優秀な人材は誰もそれに応じる決断を下していない」と語った。

フェイスブックを運営するメタからは今のところコメントを得られていない。

ロイターはアルトマン氏の発言内容の裏付けを取れていない。

アルトマン氏は「メタがわれわれを最大の競合相手だと思っているということは耳にしている」とも述べた。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

日経平均は3日続伸、主力株高い 先物主導との見方も

ワールド

イスラエル・イラン紛争6日目に、トランプ氏「無条件

ワールド

訪日外国人、5月は21%増の369万人 桜シーズン

ワールド

タイ、対米通商交渉で20日に輸入拡大など提案へ=商
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:コメ高騰の真犯人
特集:コメ高騰の真犯人
2025年6月24日号(6/17発売)

なぜ米価は突然上がり、これからどうなるのか? コメ高騰の原因と「犯人」を探る

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロットが指摘する、墜落したインド航空機の問題点
  • 2
    「うちの赤ちゃんは一人じゃない」母親がカメラ越しに見た「守り神」の正体
  • 3
    イタリアにある欧州最大の活火山が10年ぶりの大噴火...世界遺産の火山がもたらした被害は?
  • 4
    若者に大不評の「あの絵文字」...30代以上にはお馴染…
  • 5
    ホルムズ海峡の封鎖は「自殺行為」?...イラン・イス…
  • 6
    50歳を過ぎた女は「全員おばあさん」?...これこそが…
  • 7
    【クイズ】「熱中症」は英語で何という?
  • 8
    「サイドミラー1つ作れない」レアアース危機・第3波で…
  • 9
    「タンパク質」より「食物繊維」がなぜ重要なのか?.…
  • 10
    ブラッド・ピット新髪型を「かわいい」「史上最高に…
  • 1
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロットが指摘する、墜落したインド航空機の問題点
  • 2
    大阪万博は特に外国人の評判が最悪...「デジタル化未満」の残念ジャパンの見本市だ
  • 3
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の瞬間...「信じられない行動」にネット驚愕
  • 4
    ブラッド・ピット新髪型を「かわいい」「史上最高に…
  • 5
    「セレブのショーはもう終わり」...環境活動家グレタ…
  • 6
    「サイドミラー1つ作れない」レアアース危機・第3波で…
  • 7
    「うちの赤ちゃんは一人じゃない」母親がカメラ越し…
  • 8
    「タンパク質」より「食物繊維」がなぜ重要なのか?.…
  • 9
    右肩の痛みが告げた「ステージ4」からの生還...「生…
  • 10
    アメリカは革命前夜の臨界状態、余剰になった高学歴…
  • 1
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 2
    【定年後の仕事】65歳以上の平均年収ランキング、ワースト2位は清掃員、ではワースト1位は?
  • 3
    一瞬にして村全体が消えた...スイスのビルヒ氷河崩壊の瞬間を捉えた「恐怖の映像」に広がる波紋
  • 4
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 5
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「Mi…
  • 6
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラ…
  • 7
    あなたも当てはまる? 顔に表れるサイコパス・ナルシ…
  • 8
    ドローン百機を一度に発射できる中国の世界初「ドロ…
  • 9
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
  • 10
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中