午前の日経平均は反発、円安で買い優勢 米雇用統計控え商い減少

前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比176円18銭高の3万7730円67銭と反発した。為替相場がドル高/円安方向に進んだことが好感され、全体的に買い優勢の展開。都内にある東京証券取引所で2018年2月撮影(2025年 ロイター/Toru Hanai)
Fumiya Mizuno
[東京 6日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比176円18銭高の3万7730円67銭と反発した。為替相場がドル高/円安方向に進んだことが好感され、全体的に買い優勢の展開。一時200円92銭高の3万7755円41銭まで上昇した。ただ、米雇用統計の発表を控え見送り気分も生じており、前場段階の東証プライム市場の売買代金は減少傾向にある。
前日の米国株式市場で主要3指数はそろって下落したが、東京市場はドル/円が再び円安方向に進んだことを好感。「材料に乏しいために相場は為替の動き次第。円安なのできょうは買う日」(国内証券ストラテジスト)との声も聞かれ、輸出関連株を中心に物色された。
ただ、今晩発表の米雇用統計の内容を見極めたいとのムードもあり、堅調な地合いを維持しながらも一気に上値を取りにいく気配は感じられない。後場に入ると、さらに見送りムードが高くなるとの指摘もある。
市場では「為替相場に左右される展開が続いているが、それを除くと全体的に手詰まり感が強い。ボラティリティーも低下しているため、午後は模様眺めになりそうだ」(岡地証券・ストラテジストの森裕恭氏)とのコメントもあった。
TOPIXは0.56%高の2771.81ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆8081億9400万円だった。
東証の業種別株価指数は、全33業種が上昇した。個別では、トヨタ自動車、ソニーグループなど主力どころがおおむね堅調に推移したほか、アドバンテストなど半導体関連株もしっかり。半面、ソフトバンクグループが小安く、第一三共もさえない。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1082銘柄(66%)、値下がりは473銘柄(29%)、変わらずは74銘柄(4%)だった。
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