米ボーイングCEO、737MAX生産増強に自信

米航空機大手ボーイングのオルトバーグ最高経営責任者(CEO)は29日、主力機「737MAX」の月産を42機に拡大する計画について「かなり自信がある」と強調した。写真は737MAXの機体。米ワシントン州シアトルで昨年12月撮影(2025年 ロイター/Matt Mills McKnight)
[29日 ロイター] - 米航空機大手ボーイングのオルトバーグ最高経営責任者(CEO)は29日、主力機「737MAX」の月産を42機に拡大する計画について「かなり自信がある」と強調した。
オルトバーグ氏はニューヨークで開催されたイベントで、今年年末までに月産47機を目指すと発言し、同社株は一時5%上昇した。しかしその後、同水準への移行に向けた規制当局との協議を年末までに開始する意向だと発言を修正。実際にその水準に達するかは不明だ。
ボーイングは24年の空中事故発生を受けた米連邦航空局(FAA)の規制により、月産機数の上限が38機となっている。
オルトバーグ氏は、月42機増産がFAAに承認されれば「さらなる増産を見込んでいる」と強調。その後も6カ月以上の間隔を空け、さらに5機ずつ増やす計画だという。