米国の貿易相手国、裁判所判決後も誠実に交渉継続=ベセント財務長官

5月29日、ベセント米財務長官は、日本を含む貿易相手国が米国と誠実に交渉を続けているとの認識を示した。写真は、下院金融サービス委員会の公聴会で証言する同長官。5月7日、ワシントンで撮影(2025年 ロイター/Nathan Howard)
[ワシントン 29日 ロイター] - ベセント米財務長官は29日、日本を含む貿易相手国が米国と誠実に交渉を続けているとの認識を示した。トランプ政権の関税を差し止める貿易裁判所の判断後も、これらの国々の態度に変わりはないと指摘した。
FOXニュースのインタビューで述べた。
中国との協議についてはやや行き詰まっているとした上で、今後数週間でさらに協議が行われるという見通しを示した。
米国の貿易相手国は「誠意を持って交渉に臨んでおり、90日間の猶予期間が終了する前に取引を完了させようとしている。過去48時間に彼らの態度に変化は見られない。実際、あすの朝一番に非常に大規模な日本の代表団が私のオフィスに来る予定だ」と述べた。