日経平均は反発、米金利の上昇一服で 買い一巡後は小動き

5月23日 東京株式市場で日経平均は、前営業日比174円60銭高の3万7160円47銭と、反発して取引を終えた。写真は2020年10月、東京証券取引所で撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
Hiroko Hamada
[東京 23日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比174円60銭高の3万7160円47銭と、反発して取引を終えた。米金利の上昇一服や朝方の為替円安を受けて、日経平均は一時400円近く値上がりする場面があった。ただ、後場にかけて為替が円高方向に振れると、日経平均は上げ幅を縮小。週末を控えて手掛けにくさも意識され、終盤は一進一退となった。
日経平均は前営業日比175円高としっかりでスタートした後、前場中盤に一時388円高の3万7373円91銭で高値を付けた。指数寄与度の大きい銘柄の一角や半導体株がしっかりで、相場を支えた。米株先物が底堅く推移していたことも、投資家心理の改善につながった。
一方、朝方143円後半で推移していたドルが、143円前半へ下落するなど円高が進行し、相場の重しとなった。後場の日経平均は上げ幅を縮小し、大引けにかけて日経平均は3万7100円台でもみ合った。セクター別では、その他製品が3%超上昇するなど堅調に推移したほか、非鉄金属もしっかりだった。
赤沢亮正経済再生相は23日から訪米し、米政府との3回目の関税協議に臨む。マーケット参加者の関心は日米の関税交渉に向かっており、市場では「今回はベセント米財務長官が欠席と伝わっているので、詳細が決まる期待は高くない。一方、関税に関してこれ以上ネガティブな話が出る可能性は低いとみており、相場が大きく崩れる理由は少ないのではないか」(東海東京インテリジェンス・ラボのシニアアナリスト・澤田遼太郎氏)との声が聞かれた。
TOPIXは0.68%高の2735.52ポイントで取引を終了。プライム市場指数は0.68%高の1407.82ポイントだった。東証プライム市場の売買代金は3兆9321億7600万円だった。東証33業種では、その他製品、非鉄金属、機械など26業種が値上がり。鉱業、証券、商品先物取引、電気・ガスなど6業種が値下がり、海運は変わらずだった。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が0.17%安の712.67ポイントと小幅に3日続落した。
個別では、日本製鋼所が10%高と大幅上昇。防衛関連もしっかりで、三菱重工業が5%超高。IHIは連日の年初来高値となった。指数寄与度の大きい東京エレクトロン、アドバンテストは小幅高、任天堂は5%超高だった。
一方、リクルートホールディングスや信越化学工業は軟調だった。
プライム市場の騰落数は、値上がり1118銘柄(68%)に対し、値下がりが450銘柄(27%)、変わらずが64銘柄(3%)だった。
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