トランプ氏一族企業のステーブルコイン、アブダビMGXがバイナンス出資に利用

5月1日、トランプ米大統領一族が経営に関与し、暗号資産(仮想通貨)事業を手がける「ワールド・リバティー・ファイナンシャル(WLF)」の共同設立者ザック・ウィットコフ氏は、アブダビに拠点を置く投資会社MGXがWLFのステーブルコイン「USD1」を使って、仮想通貨交換所バイナンスに20億ドルを出資すると明らかにした。2023年6月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
[1日 ロイター] - トランプ米大統領一族が経営に関与し、暗号資産(仮想通貨)事業を手がける「ワールド・リバティー・ファイナンシャル(WLF)」の共同設立者ザック・ウィットコフ氏は1日、アブダビに拠点を置く投資会社MGXがWLFのステーブルコイン「USD1」を使って、仮想通貨交換所バイナンスに20億ドルを出資すると明らかにした。
トランプ政権の中東担当特使スティーブ・ウィットコフ氏の息子であるザック氏は「MGXによるバイナンスへの出資取引の決済に利用されるステーブルコインとしてUSD1が選ばれたと発表することに興奮している」と語った。
ステーブルコインは米国債やドルなどの資産を裏付けとしてドルと価値を連動させるよう設計されたデジタル通貨。WLFは3月にUSD1の発行を表明していた。
コインマーケットキャップのデータによると、4月30日時点で流通しているUSD1の時価総額は約21億ドルで、取引が急拡大しつつあるステーブルコインの1つになっている。ただ主要な保有者はまだ明らかにされていない。
USD1はバイナンスのブロックチェーン技術に基づいて発行されており、今回の発表からはWLFとバイナンスの関係が深まっている様子がうかがえる。
米野党民主党のエリザベス・ウォーレン上院議員は、WLFの動きや、与党共和党が支配する議会がトランプ氏と一族の利益を得やすくなるようなステーブルコイン関連法案の成立を目指していることを強く批判している。
-
「外資系」ITヘルプデスク「英語:中級以上」/ITコンサルティング
エイラシステム株式会社
- 東京都
- 年収400万円~650万円
- 正社員 / 契約社員
-
外資系顧客向けシステムエンジニア/システムインテグレータ・ソフトハウス
株式会社リファルケ
- 東京都
- 年収450万円~1,260万円
- 正社員
-
無停電電源装置のサービスエンジニア・外資通信機器の先端製品
株式会社トランスビジョン
- 東京都
- 年収360万円~600万円
- 正社員
-
「セキュリティスタッフ」東京駅・皇居周辺の一流外資系企業・5つ星ホテル・高級ブランドショップの安全を守る仕事
株式会社ビーテックインターナショナル
- 東京都
- 月給26万円~40万円
- 正社員