ニュース速報
ビジネス

シンガポールOCBC銀、第2四半期は14%増益 予想上回る

2024年08月02日(金)10時40分

シンガポール第2位の銀行OCBC(オーバーシー・チャイニーズ銀行)が2日発表した第2・四半期決算は純利益が前年同期比14%増加し、市場予想を上回った。写真は2023年7月、シンガポールで撮影(2024年 ロイター/Edgar Su)

Yantoultra Ngui

[シンガポール 2日 ロイター] - シンガポール第2位の銀行OCBC(オーバーシー・チャイニーズ銀行)が2日発表した第2・四半期決算は純利益が前年同期比14%増加し、市場予想を上回った。今年の目標達成に向けて順調に進んでいるとした。

純利益は19億4000万シンガポール(S)ドル(14億5000万米ドル)に増加。主に収入の伸びと引当金の減少が寄与した。前年同期は17億1000万Sドル。LSEGがまとめたアナリスト5人の予想平均は前年同期比6.4%増の18億2000万Sドルだった。

OCBCは2024年通年について、純金利マージンが2.20─2.25%、融資伸び率が1桁台前半、信用コストが20─25ベーシスポイント(bp)、配当性向50%という見通しを据え置いた。

第2・四半期の資産管理手数料収入は前年比17%増の2億1200万Sドル。運用資産残高は2%増加して2790億Sドルと記録的な水準となった。

中間配当は前年比10%増の1株0.44Sドルとした。

株主資本利益率(ROE)は前年同期の13.5%から14.2%に上昇した。

純金利マージンは2.20%で、前年同期の2.26%から低下した。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

三井住友銀行、印イエス銀行の株式取得へ協議=現地紙

ビジネス

SHEINとTemu、英仏でデジタル広告強化 米免

ワールド

中国大型連休の国内旅行支出8%増、1人当たりはコロ

ワールド

パキスタンがミサイル実験、インドは一部州に模擬訓練
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
2025年5月 6日/2025年5月13日号(4/30発売)

「ゼロから分かる」各国・地域情勢の超解説と時事英語

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの運動」とは?
  • 2
    部下に助言した時、返事が「分かりました」なら失敗と思え...できる管理職は何と言われる?
  • 3
    シャーロット王女とスペイン・レオノール王女は「どちらが高い地位」?...比較動画が話題に
  • 4
    【クイズ】世界で2番目に「軍事費」が高い国は?...1…
  • 5
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 6
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つ…
  • 7
    背を向け逃げる男性をホッキョクグマが猛追...北極圏…
  • 8
    恥ずかしい失敗...「とんでもない服の着方」で外出し…
  • 9
    使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが…
  • 10
    日々、「幸せを実感する」生活は、実はこんなに簡単…
  • 1
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの運動」とは?
  • 2
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得る? JAXA宇宙研・藤本正樹所長にとことん聞いてみた
  • 3
    【クイズ】世界で2番目に「軍事費」が高い国は?...1位はアメリカ、2位は意外にも
  • 4
    日本の未婚男性の「不幸感」は他国と比べて特異的に…
  • 5
    古代の遺跡で「動物と一緒に埋葬」された人骨を発見.…
  • 6
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 7
    タイタニック生存者が残した「不気味な手紙」...何が…
  • 8
    部下に助言した時、返事が「分かりました」なら失敗…
  • 9
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」では…
  • 10
    日々、「幸せを実感する」生活は、実はこんなに簡単…
  • 1
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 2
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 3
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 4
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 5
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 6
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの…
  • 7
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 8
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 9
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
  • 10
    クレオパトラの墓をついに発見? 発掘調査を率いた…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中