ニュース速報
ビジネス
豪カンタス航空、7月下旬から上海便運休 需要低迷で
2024年05月14日(火)12時49分
豪カンタス航空は14日、需要が低迷しているため、7月28日からシドニーと上海間の便を運休すると発表した。アデレード空港で2018年8月撮影(2024年 ロイター/David Gray)
[14日 ロイター] - 豪カンタス航空は14日、需要が低迷しているため、7月28日からシドニーと上海間の便を運休すると発表した。
代わりに、観光需要などが見込めるアジアの他地域の便を増便する。
同社は声明で「コロナ禍以降、オーストラリアと中国間の旅行需要は期待されたほど強く回復していない。上海発着便は月によっては半分程度しか席が埋まらないこともある」と説明した。
今後もオーストラリアと中国の市場を注視し、需要が回復した時点で上海便の復活を検討すると説明した。
一方、10月下旬からブリスベンとマニラの便を就航し、10月以降はシンガポール便を増便する。シドニーとインドのベンガルールを結ぶ便は12月中旬から約4カ月間、運行を週5回から毎日にする。