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米巨大ハイテク7社、大幅増収で株価反転上昇も=ゴールドマン

10月2日、米金融大手ゴールドマン・サックスのストラテジストチームは1日付のノートで、このところ低落している巨大ハイテク・グロース(成長)株が今後、力強い決算発表を支えに反転上昇する可能性があるとの見方を示した。写真はアップルのロゴ。ニューヨークのマンハッタンで2015年7月撮影(2023年 ロイター/Mike Segar)
David Randall
[ニューヨーク 2日 ロイター] - 米金融大手ゴールドマン・サックスのストラテジストチームは1日付のノートで、このところ低落している巨大ハイテク・グロース(成長)株が今後、力強い決算発表を支えに反転上昇する可能性があるとの見方を示した。
アップル、マイクロソフト、アマゾン・ドット・コム、アルファベット、エヌビディア、テスラ、メタ・プラットフォームズの巨大ハイテク7社から成る「マグニフィセント・セブン」の株価は過去2カ月で7%下げ、S&P500種総合指数の3%安よりも大幅な下落となった。米国債利回りの上昇が主因。
この結果、7社の予想利益に基づく株価収益率(PER)は過去2カ月で20%低下し、ゴールドマンによると2017年1月以来で市場平均に対して最も割安となっている。ただ、7社は第3・四半期に売上高が11%増と、S&P500社の1%増を大きくしのぐ増収を記録する見通しだという。
「バリュエーションの低下とファンダメンタルズの向上とのかい離により、投資家にとってチャンスがもたらされている」とゴールドマンは記した。