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アマゾンのプライムデー、初日売上高は6%増 家電や玩具好調
米アドビが12日公表したデータによると、米アマゾン・ドット・コムが11日から2日間開催している有料会員向けセール「プライムデー」の1日目の売上高は64億ドルで、前年比6%近く増加した。写真はアマゾンのロゴ。2017年6月撮影(2023年 ロイター/Carlos Jasso)
[12日 ロイター] - 米アドビが12日公表したデータによると、米アマゾン・ドット・コムが11日から2日間開催している有料会員向けセール「プライムデー」の1日目の売上高は64億ドルで、前年比6%近く増加した。大幅な値引きにより家電や玩具などの販売が好調。
金利上昇や食品価格高騰で消費者は高額品の購入を控えており、節約志向が強まっている。
プライムデー初日の売上高は、6月の1日当たり平均と比べて家電が37%、玩具が27%、それぞれ増加した。
データ分析会社ニューマレイターによると、プライムデーの注文1件当たりの平均消費額は前年の53.14ドルから56.64ドルに増加した。
アドビのプライムデー推定売上高は120億─130億ドル。
アマゾンのプライムデーに対抗してウォルマートやターゲット、ベストバイといった小売大手もセールを展開している。
セールスフォースの小売部門幹部ロブ・ガーフ氏は、プライムデー実施期間中に消費者は様々なセールで商品を比較しており、競争は激化していると指摘する。