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米製造業新規受注、4月は0.4%増 国防費が押し上げ

2023年06月06日(火)01時03分

米商務省が5日発表した4月の製造業新規受注は前月比0.4%増となり、2カ月連続で増加した。米アラバマ州で2022年3月撮影(2023年 ロイター/Elijah Nouvelage)

[5日 ロイター] - 米商務省が5日発表した4月の製造業新規受注は前月比0.4%増となり、2カ月連続で増加した。主に国防支出が押し上げに寄与した。ただ製造業全体では、金利上昇が響き苦戦が続いている。

ロイターがまとめたエコノミスト予想は0.8%増だった。前年同月比は1.4%増。

3月は前月比0.6%増だった。

輸送用機器の受注は前月比3.7%増。3月は9.8%増だった。民間航空機の受注は8.5%減少。3月は96%急増していた。

自動車は0.5%増だった。輸送用機器を除く受注は0.2%減と3カ月連続で減少し、2022年2月以来の低水準となった。

機械の受注は1.0%増加したが、コンピューター・電子製品は1.4%減少した。電気機器・家電・部品は1.7%減となった。

製造業出荷は0.4%減。在庫は0.5%増、受注残は0.8%増加した。

企業の設備投資計画の指標とされる航空機を除く非国防資本財(コア資本財)の受注は1.3%増と、前回発表の1.4%増から改定された。

国内総生産(GDP)の企業設備投資の計算に使われるコア資本財の出荷額は0.5%増と、前回発表と変わらずだった。

ロイター
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